黒龍

福井の永平寺町で文化元年(1804)創業。人気が高い同蔵のアイテムの中でもとりわけ入手困難な、『石田屋』と『二左衛門』の由来にもなっている初代・石田屋二左衛門以来、伝統と革新をモットーに温故知新の酒造りを続けている。昭和50年(1970)に発売した大吟醸『龍』は、吟醸市販酒の先駆けとして全国の酒造家にインパクトを与え、その後の吟醸酒ブームを牽引するパイオニア的存在となった。 2018年には日本酒業界として初めて入札会を催し、純米大吟醸の氷温熟成酒『無二』を出品するなど画期的な試みで話題になり、2021年には『黒龍』をハイブランド、『九頭龍』をレギュラーブランドとするなど商品構成を刷新。 2022年にはショップ・カフェ・貯蔵セラー等を整備した、複合観光施設「ESHIKOTO」がオープン。つねに革新し続ける酒蔵として、業界を鼓舞し続ける。

テイスティングコメント

研ぎ澄まされ落ち着いた中に、スイカやバナナ、白いユリの花の香り。ほのかなミントの爽やかな香りがアクセントになり、落ち着いたニュアンスと引き締まった香りの印象。シャープでしっとりとしていながらボリュームのある味わい。優雅で優しくその後に強い印象を残しながらもバランスが良い。


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