森伊蔵

鹿児島産の有機栽培のサツマイモを原料とし、手間の掛かる伝統的な甕壺仕込みにより生産している(ステンレスタンクに比べて発酵を担う微生物が活発に働くため)。芋焼酎にありがちなイモ臭さがない、まろやかな味を特徴としている。出荷時に詰めるガラス瓶も、従来の焼酎に多かった透明や青色から茶色に変えたうえで和紙に包み、紫外線による味の劣化を防いでいる。高級焼酎として人気を博した後も、生産量は明治18年の創業時と同じ4石甕壺50個分(一升瓶換算で年15万本程度)から増やさない方針を掲げており[1]、「幻の焼酎」として知られる。「魔王」「村尾」と合わせて「3M」と呼ばれる。

フランスの元大統領・ジャック・シラクは森伊蔵が大好物で、森伊蔵酒造に直筆の感謝状を送ったこともある[1]。トヨタ自動車社長であった張富士夫がレジオンドヌール勲章を受けた返礼として12本を持参したところ、叙勲式で「これ以上うれしいことはない。よくぞこれだけの本数をそろえていただいた。私のことをアルコール中毒と思わないでくださいね」と語って周囲を笑わせたという[2]。

日本航空では、国内線および国際線ファーストクラスで通年提供しており、当該クラスの乗客は無料で味わうことが出来る。なお同様のサービスを提供しているのは世界の航空会社では日本航空のみである[3][4]。

※ウキペディアから抜粋


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